LAST-UPDATE : 2015/04/17

竹箒日記
New!今期のダークキャット(きのこ)(4/17)
New!無題。(きのこ)(4/11)



2015/4/17 : 今期のダークキャット(きのこ)
今期のアニメはマジ豊作そろいなんですが、
その中でもちょっと予想外のものと出会ったので報告かつ宣伝活動をしたい。

『軽音部にあこがれるも人見知りで部室に入れない、けど今日こそは……!』
という王道な物語導入とOPソングを卓越したセンスで融合させた後、
ベッドに転がる主人公の可愛さとふとももで視聴者を魅了させてかーらーの、


な に こ の 魔 展 開 ……! (超展開なんて見飽きたもんじゃねえ)


あまりのブッ飛びように
「まあ、いつものサンリオだよ。驚く事じゃないさ、この程度」と落ち着きを払い、
ねんどろいどにしたら映えそうなCGキャラの無駄に格好いいアクションに目が慣れてからの、
脳みそハニーキャラメルでとろけちまうほどのド直球kawaii描写……!
あざとい。あざとすぎる。でもその剛速球ぶりが爆笑と歓喜をたたき込んでくる。
それが今期はじまったガールズ/カオティック/バンドドラマ。

『SHOW BY ROCK!!』

サンリオの狂気が荒れ狂う。
みんな、まだ間に合う。というか間に合わなくなっても(以下略―――!






2015/4/11 : 無題。(きのこ)
こんにちは。
竜の逸話があるからドラゴンサモンが宝具と信じてサーヴァントを喚んだところ、

「すみません……喚べるけど制御できないので竜とか使いません……
 あ、でもこの痛そうな短剣とか、どうでしょう?」

とか言われてイラッときてしまったイケメンマスター、アトラムです。

嘘です。



という訳で待望の#14、新規シーンましましのFateでした。

一期は脚本をいただいてから全台詞に手を入れさせてもらうのが基本的な監修方針でしたが、
二期は「このシーン任せて」「このシーンもこちらで」と、
ゲームで表現できなかったシーンをまるって書かせてもらう事も多かったのです。

その中でも#14、#15はかなりのワガママを聞いてもらい、
こちらのやりたい事を受け入れてもらえました。



#14のアトラムは監督に「五分だけの追加でキャスターのマスターの話をいれたい」と振られたので

「よーし、パパ一からアレンジしちゃうぞー。なに、ゲーム版では中肉中背の中年とか書かれていた? うん、それはきっと幻なんだ。気にしてはいけない。キミ、啓蒙をもっと高めたまえよ……脳内に瞳を作りたまえよ……そう……一緒にヤーナムで交信しなさいよ……」

とばかりに調子にのったら、その、なんだ。見ての通りの惨状になってしまってな……。
でも分かってほしい。
分刻みでシーンをはかる脚本家の固有スキルをきのこが持ってるワケねーのである。
かくして石油王アトラムさんが急遽参戦したワケですが、ufoが凄いのはこの後です。

「22分では収まらないのでこのシーンはほぼカットします。けど重要なので作りましょう」
「?? いや、書き直せ、とかじゃなくて? だって入らないんでしょ?」
「そこは編集でなんとかできます」

とホントに作っちゃったところだよー!
先行上映会ではフルバージョンでしたが、
放映版ではアトラムとキャスターの初対面の会話、
アーチャーとキャスターの言葉のジャブの打ち合い等がカットされています。
なのに話は通じるという不思議……これが22分で戦うアニメ業界か……すげえな。
カットされた部分はブルーレイに収録されるそうなので、そちらもよろしくお願いします。

福島さん演技のアトラムがすごくいいんだ……一話でコロコロするには惜しいぐらいにさ……



そして来週の#15ですが、せっかくなのでイリヤルートで予定していた
『そもそもアインツベルンとは何か』の設定のお蔵だしをしつつ話を盛り上げようと、
まるっと新規シーンが追加されています。
これ、当初の制作予定にはなかったものなので一から美設を作る事になります。
たいへんカロリーの高い無茶ぶりです。
自分も「書きはしたけど現実的じゃねえから没だな」とダメ元で提出したら、
穏やかな笑みで『大丈夫。これは全部できます。やりましょう』とうなずく三浦監督と近藤社長の姿があってな……

その後ろで『あー、うん。これはやらないとダメだよねー』と涼やかに同意する須藤/桜大好き/監督。なにものなんだ一体……エイプリルではアイドル桜を描き下ろしてくれてありがとう……!

普通のアニメ制作の座組では難しい事をイヤな顔ひとつせず受け入れ、
そして見事に描ききってくれたufotableのスタッフの皆さん、そして三浦監督に感謝を。


いろいろなゲーム、小説がアニメ化されてはや二十年弱。
いまさら言うまでもありませんが、原作とアニメは別物です。違うジャンルの娯楽です。
一つの目的地に向かって空路と海路で旅するぐらい違うものなのです。
だから同じ読後感、同じ高ぶりを求めるのは前提が間違いです。

アニメ版UBWはゲームでしか表現できない言葉の積み重ねを廃したかわりに、
映像と演出、時間のコントロールで物語の裏側を表現しています。

#15はそれが特に確かなものとして伝わっていると感じました。
これは原作サイドにいる人間としてもちろん、一ゲームユーザーとして望外の喜びです。


さて、ともあれ二期は転がり始めました。
牙を向き出しにしたUBW、どうか最後までお楽しみください。


  ◆◆◆


ところで実況ツイートはしないのか、だって?
#13はエイプリルの後なんで自粛、次の#14はご挨拶をかねてやる気はあったんだけどなー。
#13見たら「あ、これ実況したらあかんヤツや」と思い直したんや。
ボケ突っ込みができるのは一期までだったんだよ、遠坂……




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