竹箒日記 : 2004/02


2004/2/14 : まだザ・ゲームの途中ですが。(きのこ)

「FOREST」(Liar-soft)に酔い痴れています。

 もうセンス爆発どころの話じゃねーです。
 毒味がありながら洒脱で嫌味のないテキスト、丁寧に編みこまれたプロット、他の追随を許さないキャラクターの造詣と色使い、お祭りの華やかさや郷愁感を否応なしに引き出しやがる素晴らしい音楽。
「ゲーム」というより一つの「作品」として特化しています。
 演劇好きなら文句なしにダイブするべし。

「腐り姫」以上にクセのあるゲームなんで、これまた万人にはお勧めし辛いのですがツボに入れば即死させるのがLiar-softの恐ろしさ。でもキャラの音声を途中でスキップするプレイヤー(俺だ!)にはちょっと辛いかもです。

 しっかし、猫々マシンの時も思い知らされましたが、Liar-softライター陣の引き出しの多さは化け物か。

 んじゃゲームの続き続きっと。
 休日中に終わったら、久しぶりにウテナ劇場版でも観なおすとするかのう……。




2004/2/15 : 思い出した?(きのこ)

いや、素晴らしい休日を過ごさせていただきました。

「Forest」(Liar-soft)

Liar-softで一番好きになってしまったかも。
ぐちゃぐちゃで、シンプルで、きたなくて、はなやかで、こみいって、けど美しい、あしたに向かう物語。
クモはね、誰に教わるコトもなく自分の世界を編み上げるんだ。
とりあえずサントラとシナリオ本希望。本編で扱われる様々な出典も紹介してくれたらファンとしてハッピー。


そしてドリーム。
無理な相談かも知れぬが、全編映像で観たいですねー。
ラスト二章なんか、こう、ブッとんだ美術とカメラワークでスペクタクルさせちゃって、「そと」にいるわたしの頭をミキシングしてほしいー!
テキストゲームで「ここ映像で見たい!」と思わったのは初めでした。
(CG数の問題だけでは決してないぞよ?)

あー、でもテキストゲームでなければ生かせない演出とか間もあると思われるので、一概に映像になれば良いというものでもなく、ほら、アニメは色々難しいというお話で。







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