2019/5/16 : 無題。(きのこ) |
二度目のミステリーフェア『惑う鳴鳳荘の考察』が始まりました! よろしくお願いします。 ネタバレ防止につき内容の紹介はできませんが、外枠の話として『小説版』と『ゲーム版』のお話をば。 星海社さんから発行される『虚月館事件』『鳴凰荘事件』は、 FGOの世界を題材に作家・円居挽氏がミステリー小説として執筆されたものです。 こちらはゲーム版のシナリオをそのまま小説にしたものではなく、 『ゲーム版でのシナリオに、さらにもうギミック加えた物語』となっています。 もともと今回の『ミステリーフェア』シナリオは今年の1月に納品していただき、 それをもとにゲームイベントとしてたてつけたものが『惑う鳴凰荘の考察』であり、 ゲームシナリオ完成後に小説として執筆されたものが『鳴凰荘事件』となります。 単純にゲームイベントを小説化したものではなく、「ああ!」と膝を打つ驚きが隠されていますので、 先行してゲーム版をプレイした方もお楽しみいただけると思います。 また、今回のミステリーフェアは前回の『虚月館』とはちょっと製作スタイルが違っていて、 シナリオ原作 円居挽氏。 ゲーム用テキストリライト ライターチーム となっています。なぜこういった形式になったのかというと『小説版』と『ゲーム版』の違いをより生かす為でした。 どのあたりが違うのか? という具体例をあげると、 ・小説(オリジナル)版の物語開始条件は『2部三章到達』だったので、 ゲーム版はより広いプレイ条件にする為、ライターチームの判断で『1部』に変更。 それにともなう変更点として、ある登場人物を違う人物に切り替えました。切り替えた人物の役回り、テキストは奈須が担当。 ・今回は劇中作シーンだけではないため、他登場サーヴァントたちの台詞をそれぞれのサーヴァント担当ライターさんたちが監修、リライト。 といったものです。 開始条件を変更した事でシナリオのカラーは変わりましたが、原作の空気感、ロジックに変わりはありません。 七日間の思考ゲーム、存分にお楽しみください。 え、それはそれとしてなんか違和感がある? 設定ズレ? ほっほっほっ。そこを楽しむのがミステリーの醍醐味じゃよ、お若いの。 |