竹箒日記 : 2023/11


2023/11/29 : サンクス!(きのこ)
一日遅れてしまいましたが、
たくさんのバースデーメッセージ、サンクスです。
ネットではたくさんの方に祝ってもらい、
リアルでは友人たちから素敵なプレゼントを贈られ、
記念すべき折り返しの誕生日となりました。

この場を借りて感謝の言葉を。
お心遣い、本当にありがとうございました!


……そのお返しという訳ではないのですが、
『FGO』、12月末のクリスマスイベントを担当しました。
今年も超!気合いの入った『ぐだぐだ』でお腹いっぱいになった後、
スッ……と出されるお茶のようなイベントですが、
楽しんでもらえれば幸いです。

あ。でも奈須が担当するからといって今年のクリスマスは
『月姫』関連ではないので、そこはどうかご容赦のほどを……。



   ◆

じゃあ恒例の漫画・映像・ゲーム大好きアピールに入りますね。

漫画:『僕が恋するコズミックスター』
1巻発売中!
今までありそうでなかった『アメコミ風ヒーロー×超善良一般人』の変調コメディ……のように見える王道ボーイミツーガールだよ。
スターのデザインが素晴らしいのはもちろん、主人公である二人の性格も行動もまるっと愛おしい。
こんな気持ちのいいドリルヘアーは宇宙でここだけという気さえする。
世界の危機やヴィランがいなくともスーパーヒーローは語れるんだねスター。
あ、作者さんについては知ってる人だけ知っていればいい。
……『める子』もお薦めしたいんだけど、ちょっとレーベルが違うからな……。


アニメ:『スコット・ピルグリム』
自分、映画版の『スコット・ピルグリム』が好きすぎて、
「あのキレキレの映画版を越えられるのかー?」
と面倒くさいファン視点で見始めたのですが、

1話視聴中→
「面白いんだけどやっぱり映画版のキレの良さには……とはいえ、礼儀としてEDまでは」
1話ラスト→
「   え?   」(目が点)
1話ED→
「リメイク作品にあるような軽いアレンジ? だが待て、この展開だとこの後の話全部変わるけど一体どうする気なんだ?」
2話視聴中→
「軽いアレンジじゃねぇ。これヒロインのラモーナを主役にしたスピンアウトだ。そういう事なら映画版と比べる必要なく、違うものとして楽しめる!」
3話視聴中→
「スピンアウトじゃない……これ続編だ……しかも、映画では尺の都合上『10分ごとにやられる敵役』だった彼氏たちひとりひとりを『キャラクター』として救済する気だ……その上でめっちゃ面白い……」
4~8話視聴中
「最高」
視聴後
「綺麗に終わりすぎて今度は映画版が見られないまである」

自分のような映画版原理主義者の方にお薦めです。
唯一の欠点は『映画版を見ていないと魅力半減』ということ。


ゲーム:『SANABI』
steamで出たばかりのワイヤーアクションゲーム。
軽い気持ちで踏み込んだら、ゲームライターとして致死級のダメージを受けました。
何も言う事はない。
内容を細かく語るのはこのゲームが放つ輝きを損なう事になる。

ピクセルアートだからこそ出来る感動がここにある。


   ◆

じゃあ恒例の『FGO』豆知識で締めますね。
今さら感つよつよですが、2023年の統括というか振り返りとして、ゲーム上では語られなかったミニ情報などをばばーっと。


・言峰さん
言峰のアムールへのセリフ。
「~が夢だった」は奥さんが彼に語った言葉です。分かりづらくてごめん。

あとメインシナリオ中、村正とラスプーチンがリンボについて訊ねるのは
アイツが特異点に引きこもってしまったから。
リンボがどんな風に退場したか、知っているのはカルデアだけなんじゃよ。
村正とラスプーチンは「まあ、同じ職場で働いた礼儀としてな」とリンボの事を質問したわけですね。


・テスカの最終再臨
絶望的な戦いの後。夜はあけ、日が昇り始めている。
敵陣営は撃退したものの、主人公は心臓に弾を受け瀕死に、
テスカトリポカも霊基消滅寸前の瑕を受け、あとは息絶えるだけ。
その上で今まで通り、のんびり話をして送り出すテスカトリポカ。
……というシーンをイメージしています、とアクターさんに告げたところ、バッチリのものが返ってきたのである。


・ORTシバルバーのスキルについて
最後に使う七つのスキルはこのようになっています。
『第三の絶滅-ビッグスリー』
初回のみ大ダメージ、以降は小ダメージ。赤色の風。
『創世記-ジェネシス』
世界の始まり。Aを封印する。橙色の風。
『黄金樹海-ミクトラン』
新しき太陽。ダメージ極小、HP吸収。黄色の風。
『楽園の世紀-ディノス』
ディノスたちの繁栄。無敵貫通を帯びている。緑色の風。
『暗闇の世紀-カーン』
カーンの執念。このスキルを使うとオルトは『睡眠』状態になる。色としては青。
『豹頭の世紀-オセロトル』
人類史混入による発展。強化解除を帯びている。藍色の風。
『境界を越えるもの-カルデア』
境界を越える冒険者たち。一撃でかならず一騎、即死させるが、残ったサーヴァントを超強化する。最後の1騎には即死は効果なしで、ここにいたるまで5騎分の超バフがかかる。紫色の風。


・カマソッソ
人類悪になったのはORT休眠後。カーンを滅ぼしたものとして登録された。逆説的に、そうする事で『もう語るものはいない、存在を証明するものはいない』カーンを残し続けた。
7章で死ねたのは同じヒト型人類に倒されたから。人類以外には決して屈せぬという意志。

・雨の魔女トネリコ
スキルでハベトロットが出るけど、実際のところ雨の魔女ではトトロットにはまだ出会っていない。カルデアで仲良くなった、という事で。ハベトロットと笑い合うの、第二だけじゃ悲しかったので……。

・救世主トネリコ
EX攻撃だけど、これは救世主時代、ライネックに
『死力を尽くしても倒せず、最後にバクチ寸前の読みあいから渾身の一撃をいれた』
時のもの。ライネック側はゲージ1個ブレイクしたぐらいのダメージを受け、一方、トネリコはHP、NP、ともに1の状態だった。(ガッツはまだあるぞ)。
しかしライネックは『自分より弱い者が性能差も運命力も押しのけて奇跡を起こした』事に発生以来、初めてのショックを覚え、そこで戦いを引き分けとした。
以後はトネリコが本当に窮地の時に(なぜか都合良く)駆けつける自称・ライバルになったという。

・夏イベのテスカトリ看板
あの看板、最初はオセロトルのバトルキャラを4体ならべてそれっぽく、と指定したんだけど、ラセングルさんのスタッフが「描きたいっっ!」といってくれてああなったんだ。
ラセングルスタッフ、順調に道を踏み外している。




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