その万物全てに蠢く線こそが、死が具現したカタチである―――

グラフィック総数500枚以上、シナリオ枚数5000枚。
「TYPE-MOON」の第一作となる長編伝奇ビジュアルノベル、ここに登場。

(初出:コミックマーケット59/媒体:CD-ROM

ストーリー
幼い頃の事故の後遺症から、モノの壊れやすい線―――「死の線」を見る能力を持った主人公、遠野志貴。
事故から八年の間預けられていた親類の家を離れ、志貴は実家へと戻る事となる。そこで彼を待っていたのは、すでに他人のような妹と二人の使用人だった。古びた洋館での慣れない暮らしに戸惑いながら、志貴と少女達の新しい生活が始まる。
時を同じくして多発する猟奇殺人事件。その被害者は一様に全身の血液を抜かれていた。ある出来事がきっかけとなり、志貴は「吸血鬼」達の壮絶な戦いに巻き込まれていく事となる
―――

純白の吸血鬼は微笑む。
「私を殺した責任、とってもらうからね」

ゲーム概要
「月姫」は文章を読み進め、途中現れる選択肢を選んでいく事によってストーリーが展開するビジュアルノベル形式のゲームです。
メインヒロインは五人。ゲーム開始時には一部のヒロインを攻略する事が出来ませんが、他のヒロインを攻略する事によって新たなシナリオへの選択肢が出現する仕様となっています。
それぞれにトゥルーエンド、ノーマルエンド、バッドエンドなどの様々な結末が待っていますので、様々な選択肢を試しながらゲームを進めてみてください。

※ちなみに、推奨プレイ順はアルクェイド→遠野秋葉→翡翠→琥珀の順番となっています。(シエルルートはどの段階でプレイいただいてもお楽しみいただけます)

キャラクター紹介
アルクェイド・ブリュンスタッド
月姫における正ヒロイン。真祖と区分される吸血種。ある目的で主人公の住む街にやってくるが、予想外のトラブルによっていきなり十七個に解体され殺されるという薄幸の(?)ヒロイン。白い色が似合って真昼でもノコノコ出歩いて血が嫌いというよくワカラナイ吸血鬼。使命の達成のみを追求しているが根は無邪気で好奇心旺盛。長生きしているように見えるが、実際活動している年数は一年に満たない。


武内
/イメージカラーは白。 無垢で可憐な吸血鬼。 吸血鬼という単語から発想されるようなねっとりとした耽美な 美しさじゃ無くってむしろ透明感のある爽やか系少女を 目指しましたが、どうでしょう?

奈須
/初期は人間とはかけ離れた、けど吸血鬼っぽくない お姫さま、というものすごくアンビヴァレンスなコンセプトが ありました。美人だけど綺麗なんじゃなくて可愛い、といった感じ。

シエル
主人公のかよう学校の三年生。わりと正体不明。一言でいうといい人。誰にでも丁寧な言葉遣いをする上級生で、主人公にとっては先輩でもありたよりになる相談相手でもある。丁寧で柔らかな人となりの為か、生徒のみならず学校側からも頼りにされている。結果いつも忙しそうに学校中を走りまわって問題を解決する便利屋さんと化している。メガネと笑顔、テキパキとした仕草がトレードマーク。志貴にとっては何でもない日常の象徴みたいな人物。


武内
眼鏡が似合ってて可愛いね〜というのを目指したはずなのに結局は眼鏡を外したら可愛いかったよ〜キャラになって しまいました。反省。地味だし。

奈須
/正体不明の先輩。なんとなく地味なんだけど一緒にいると ぽやーっと出来る、平和な日常を象徴するような人。はつらつとした丁寧口調の年上と感じさせない先輩 …というのが初期イメージ。

遠野 秋葉
主人公の一歳年下の妹。遠野家の跡取りでもある。兄の無作法が気に食わないのか、いつも不機嫌そうにしている黒髪の少女。全寮制の女学院に通っていたが、父が他界した事で寮から屋敷へと帰ってきた。遠野家の跡取りとして教育された為、妹としての可愛げはまったく無い。八年間も遠野家から離れていた兄に対して負い目や不満があるらしく、なにかと複雑な感情表現をして主人公を悩ませる。


武内
/お嬢様で妹で黒髪ロングで和洋折衷の無い胸、という初期のコンセプトはなんとか守れたかと思います。胸はもっと小さくても良かったかなあ。

奈須
/近寄りがたい、攻守ともに完璧な妹!…を目指したつもりらしい。八年ぶりに再会した妹が名家のお嬢様になっていたっていうのはちょっとしたロマンかも!

翡翠/琥珀
遠野家の使用人。双子の少女で姉が琥珀、妹が翡翠。両親が他界したおり主人公の父、遠野槇久に引き取られ幼い頃から遠野家に仕えてきた。姉の琥珀は明るい性格をしているが妹の翡翠は何事にも無反応な性格をしている。秋葉によって使用人の大部分は暇を出され、屋敷に残っている使用人は彼女たちだけになっている。


武内
他のキャラは基本的に奈須任せだったのですが、この二人は武内がメインで設定させてもらいました。武内は双子に過剰な幻想を抱いています。初恋の女の子が双子だったからかしら。

奈須
/底抜けに明るくて面倒見のいい着物のお手伝いさんと、与えられた仕事を忠実にこなす人形のようなメイドさん。関係ないけど双子っていうテーマは真剣に考えるとすごく面白い物語が出来ると思います。