恋愛暴走列車/アルクェイド・ブリュンスタッド
月姫における正ヒロイン。真祖と区分される吸血種の王族。十二世紀に誕生するも活動時間は一年たらず、その間に何百という死徒を処罰した強力な吸血姫。
月姫本編では仇敵であるロアを追って主人公・遠野志貴の住む街にやってくる。
月姫本編では出番が少なかったのに、人気投票ではV2を達成した凄い人。歌月十夜本編でも出番は控えめだが、それがどういった結果を出すか楽しみなところだったり。
■恋愛■ 動物的な恋愛観を持つアルクェイド。その振る舞いな貴位の高い猫という所で、興味のない相手には見向もしなかったり、興味を持ってしまえば所かまわずじゃれあってきたり、と潔いぐらいズバーンとした我侭ぶり。 そんな彼女に見初められちゃった人は昨日はあっち、明日もこっち、と彼女の欲求を満たすためにブンブンと振り回される毎日が待っているぞ。それがフツーの娘ならいいんだけど、相手が人間離れした運動能力をしているんだから体がいくつあってもたりゃしない。 あ、でも気位の高いお姫さまが一方的にアプローチしてくるのは嬉しいかも――などと思っているキミ、注意しよう。猫科最強の動物はライオンだ。 が、幸いアルクェイドが何かに興味を持つコトなんてありえない。鉄壁とも言える彼女の心のプロテクトを突破するには、いっそ殺してしまうぐらいのインパクトが必要だ。……え、殺しちゃった? それなら後にくる反撃は覚悟すること。やられたらやり返すのがお姫様の座右の銘。彼女と付き合うというコトは、常に死と隣り合わせというコトを肝に銘じておくよーに。 ■経済観念・生活安定力■ 意外や意外、経済観念はきっちりとしている。純金のみならず、貴重な鉱石をいくつも保有しているので生活安定力も上々。 だが。 食事も住まいも自身の想像で事足りる、地球があるかぎり永久機関な彼女にも解決できない問題が一つある。 はい、本編でもお馴染み、彼女自身から沸いてくる吸血衝動がそれです。意中の相手がいればいれほど高まってしまうらしいソレは、お医者様でも草津の湯でも治らないからさあタイヘン。人外の不思議パワーで衣食住は安定しても、苦労はぴったりとついてくる。……はあ、安定した生活って難しいもんですな……。 ■こんな人にお勧め■ ・ドーベルマン等、猛獣を片手間に躾られる人。 ・まわりのコトなんてほっといて、二人だけでひたすら溺愛し合いたい人。 純度100%の本能と卓越した知性を兼ね備える矛盾な彼女。 そんなアルクェイドを相手にするには、こっちの言うコトをまったく聞いてくれなくても我慢できる忍耐強さと、じゃれあっている最中に片手をぱっくりかじられちゃっても「はは、痛いなあコイツぅ」と猟銃をぶっぱなせるぐらいの思い切りの良さが必要です。 彼女に惚れちゃった場合はひたすら捕まえる為に奔走する日々が続きます。動物的な彼女には言葉によるアプローチは第二プロセス。まずは腕づくで捕まえなくては話は始まらないので気合を入れて追い続けよう。 逆に彼女に惚れられちゃった場合は諦めるべし。ほら、どーせ逆らえっこないんだから。
一番や!
二番かな?
悩めるナイムネお嬢様/遠野秋葉
主人公・遠野志貴の妹。月姫における裏の正ヒロイン。資産家である遠野の跡取となった少女で、兄である志貴に屈折した感情を見せる。素直でない度ナンバーワン。
様々なマイナス要素をプラス要素へと変換し、ついに第二位まで上り詰めた。歌月十夜では学園生活も用意され、確固たる票が期待されている。
ヤツに敗北を教えるのはやはりこのお嬢様なのか!?
■恋愛■ 貴方だけを見ているから、私だけを見てほしい。相手の心も体も独占したい、けれどそんな事は許されない―――と、強い執着心を持ちながら、それと同等の強い理性で自分を縛ってしまっているアンニュイお嬢こと遠野秋葉さん。 恋愛は与えられ返すもの、と幼い頃に体験してしまったが故か、気丈な彼女にしてみてはとってもロマンチックな恋愛観を持っているご様子。 が、同時に大切な相手を失ってしまったという過去がトラウマになって、失う事に対する不安をつねに抱いています。相手を独占したがるのはそのあたりが原因ではないでしょーか。 深く静かに愛するタイプの彼女は、表立ってこれといった求愛行為はしてきません。持ち前のプライド高さもあいまって、甘えてくるコトなんて滅多にない。けれど一度タカが外れてしまった時の行動力は要チェック。なにしろ今まで彼女を律していた理性を凌駕するほどの感情なんですから、その激しさは推して知るべし。まさにお兄ちゃんDIEピンチ! ついでに言うと、本編中で最も芸術家肌なのも秋葉さん。美しいもの、綺麗なもの、可愛らしいモノにはちょっと歪んだ愛着を見せるコトもしばしばあるようで……。 ■経済観念・生活安定力■ 経済力は文句なくNo・1! 遠野グループの大部分を統括する当主の座は伊達ではありません。くわえて無駄な財布はしないというケチ……いえ、節約家ぶりが加われば鬼に金棒。彼女と結ばれたお金はあるのになんか不自由、という真綿で首を絞められるような生活が待っています。 ■こんな人にお勧め■ ・自堕落な人。 ・きつい言葉の裏に真実を読み取れるオトナな人。 ・いじめられている、というコトに気づかないぐらいまったりとした人。 ・幼い頃に別れた義理の兄。 その悪口は愛情の裏返し。嫌いな相手には口も利かない彼女ですから、意味もないのにあっちから話し掛けてくるという時点で貴方は愛されちゃってます。 トゲトゲしい言葉に隠された心情を読み取れる貴方なら、きついセリフも微笑みで受け止めちゃってあげてください。 彼女に惚れちゃった場合は無理せず焦らず、気が付けば隣にいて安心できる人、なんてのを心がけてみましょう。 逆に惚れられちゃった場合は、これまた同じ。自分からのアプローチは最小限に留めて、それでも君が一番大事なのさハニー、なんて態度でお嬢様をヤキモキさせてあげましょう!
一番や!
二番かな?
恋愛フルコースカレー風味/シエル
志貴の学校に通う、正体不明の謎の先輩。
世話好きで人当たりがよく、シャキシャキした動作が好印象。平和な学園生活の象徴とも言えるヒロインだが、その正体は―――
というワケで、ヒロインでありながら影が薄いといわれるシエル先輩。実質上ビリだった第一回、巻き返しとまではいかなかった第二回を経て、ついに勝負は最終ラウンドへ。歌月十夜では散々な役回りになってしまったコトがどのような結果を呼ぶか、ハラハラしながら見守ってあげてほしいです。
■恋愛■ 友達だったり憧れだったり、時には敵だったり味方だったりと様々な面を見せてくれるシエル先輩。メインヒロイン中でも最もオトナな恋愛観を持っている、と噂されるのが彼女です。 年上の打算と女性としての感情をうまくコントロールしているようなのですが、ここ一番では感情が先に立ってしまったり。……尤も、仕事第一な彼女の心を壊せるぐらいの相手でなければいけませんが。 一人で大抵の事がこなせてしまう所為か、甘えるのが苦手なようです。逆に甘えさせてくれる雰囲気を持つ人で、そのあたり翡翠とは似て非なる属性を持つと言っていいでしょう。 世話好きという事もあいまって、なんとなく平和でゆったりとした異性に惹かれるシエル先輩。かつ芯が強く、つねに前向きな性格ならもう文句なしって所でしょうか。(※以下大字)どーも、メガネっ子も重要なファクターなようですが。 あくまで相手と同じ地面にいながら、一歩先を行って手を引いてくれるシエル先輩。相手の気持ちを尊重しつつ、つねに最善の方向へと導いてくれたりします。 ともすれば自身を犠牲にして恋人に尽くす……というコトになりかねないタイプですが、そこはご安心。シエル先輩はつねに年上の打算が働いているので、彼も幸せで自分も幸せ、というルートを進んでくれます。道がなくても強引に道を作ってくれます。くわえて、相手を夢中にさせる為に色々な技だって使います。妬きもちを焼かせたり偶には冷たくしてみたり、実に変化にとんだ恋愛を楽しめるでしょう。いやもう、ある意味最強のヒロインでは。 ■経済観念&生活安定力■ 経済観念はバッチリです。今すぐにでも主婦としてやっていけるぐらいの節約と贅沢のバランスが取れています。彼女と暮らす男性は衣食住でもアメとムチを体験する事になるのでは。 生活安定力もまずまず。明日にでも職を失いそうな彼女ですが、器用な人なので何処にいっても一流の働きをしてくれます。 ■こんな人にお勧め■ ・メガネ好きな人。 ・甘やかされつつ甘やかしたい人。 ・穏やかでありながらもドタバタしたい人。 ・ベッドの上では性格が変わる子が好きな人。 お世話大好きシエル先輩。困っている人を放って置けない、というのは転じて惚れっぽいという事です。 けれどご安心、彼女の惚れっぽさは日常への憧れなので、そこからさらに一歩抜き出た関係になってしまうと貴方こそが彼女にとっての“大切な憧れ”へと変化します。そうなった先輩は全力で貴方と、貴方の生活を守ろうと試行錯誤を繰り返します。 貴方が不精だったり、生活能力が無かったり(ズレている)すると先輩のヤキモキ度も上がるかと。 彼女に惚れちゃった場合は、まずは相談からはじめよう。下心を持って近づくと先輩は相手にしてくれないので、ここは真剣に自分一人じゃどーにもできない悩みを相談して解決。その過程でさりげなく先輩自身の悩みを解決してあげたりすれば、惚れっぽい先輩はすぐに友達として接してきてくれます。あとはそんな関係を続けていけば、いつのまにか一緒に暮らしていたりとか。 彼女に惚れられちゃった場合は、気が付けば恋人同士になっているかも。さりげないお弁当攻撃から一緒に下校作戦、あちらからアプローチしてきていたのにいつのまにかこっちからアプローチするようになったら、もう先輩の術中に嵌っています。大人しく流れに身を任せて行き着くトコまで行きましょう。もちろん、最後には自分から押し倒すぐらいの男気が必要になってくるのですが。
一番や!
二番かな?
一途でクールなアンティークドール/翡翠
遠野家で働く双子の一人。メイド服がトレードマーク。無口、無表情、無感動という三無少女で、志貴の身の回りの世話をする事になるのだが……?
第一回人気投票では一位確実と噂されていた彼女。蓋を開けてみれば、彼女の役どころに相応しい位置付けをつねにキープしてきている。歌月十夜ではライバルとも言えるレンが出現し、この位置付けも磐石の物ではなくなりつつある。
■恋愛■ 恋愛待ちプレイ。放置ではないのがミソですよ? 幼い頃の積極性はどこにいったのか、すっかり受身が板についてしまった翡翠さん。もともと大人しい性格だったと本人は語っていて、幼い頃のはしゃぎようは志貴に合わせていたかららしい。 ご主人さま第一、という教育ゆえか、物事をつねに第三者的に観る事に慣れている。彼女がつねにクールなのはその所為だろう。 が、もともとは極度の潔癖症&照れ屋さんなので、どんなに取り繕っても素顔が覗いてしまう事も多々あり。実は彼女、好きな相手の前ではつねに緊張しまくりでクールな自分を保っているワケなのです。時折見せる照れ顔が殺人的なまでに可愛らしいのは十分溜めが効いているかのなのでしょう。怒りゲージMAX! さて、外の世界を知らない為か、受動的な性格は恋愛観にも影響を与えているよう。好きな相手が目の前にいようとも求愛行為なんてもってのほかで、ただただ相手に尽くすコトを至上としているようです。 そう、彼女にとって相手の幸せが自分の幸せ。好きな相手が幸せでいてくれるならそれだけでおなかいっぱい。見返りなんて求めない、一途で無償な献身愛。 そんな彼女に甘えないよう、たまには彼女自身の我が侭も聞いてあげるのが立派なだんな様というものです。 ■経済観念&生活安定力■ ……残念ながら、ヒロインの中ではトップランクの経済観念の無さ。なにしろ今まで外に出た事がなかったので、お金の使い方がまるで下手。しかも秋葉お嬢様の影響か、買うならば高級品志向という困った一面を持っています。だんな様はよっぽどお金を稼ぐが、自分でサイフの紐を結んでいなくちゃいけません。 生活安定力もほとんどゼロ。なにしろだんな様に依存するわけですから、収入源はすべて貴方次第というコトなのです。 ■こんな人にお勧め■ ・人里離れた洋館の主人。 ・ボロは着てても心は錦ながんばり屋さん。 ・ラファエロ(クールでドジ)な人。 ・愛しすぎて結婚なんて出来ない人。 相手がプロフェッショナルとして接してくるなら、こちらもプロフェッショナルとして接しなくてはいけません。どんなに愛していても、おいそれと感情表現はせず主人として接しなくちゃダメなのです。 彼女に惚れちゃった場合は、“君が必要だ”ぐらいの発言をして強引に家に連れてきてしまいましょう。あとはビジネスライクな関係を深めつつ、主人としての威厳を保ち、ときたま失敗をして彼女の献身愛を奮い立たせるようなお茶目さが必要になります。 彼女に惚れられちゃった場合は、もう何をしてもオッケーです。特定の恋人さえ作らなければ、彼女は自分の心を押し殺してプロフェッショナルとして仕えてくれます。そうして最後まで主人と使用人として過ごすのも一つの有り方かと。あ、もちろんご主人さまは最期まで独身を貫くのが美学ですな。
一番や!
二番かな?
恋愛双六大迷宮/琥珀
遠野家で働く双子の一人。割烹着がトレードマーク。いつも笑顔で屋敷の食事を一手に担っている。刺々しい秋葉、無口な翡翠とは正反対な明るさで志貴を安心させてくれるひと。
翡翠同様、一位は取らないまでも上位に食い込むのではないか、と噂されながらもなぜか万年最下層にいる琥珀。尤も本人はこの順位に大満足のようだ。
今回は強力なサブキャラの出現で上位五位まで残るのは難しいと思われるが、そうなったらなったでシナリオ担当はちょっと悲しい。
■恋愛■ 権謀術数、策士暗躍。この人にとって見れば恋愛もゲームの一つ。のらりくらりと楽しみながら迷い込んだ貴方を愉快な世界にご招待。操られていると分かっていながらも楽しい生活が待っています、ええ。 ですが、ちょっと待った。割烹着の悪魔とて夢見る乙女。操り主である彼女がゲームを制御しきれなくなった時こそ、彼女が本気で貴方にまいってしまった時なのです。ですからまずはゲームに参加して、そこからゲームマスターたる琥珀さんをやっつけなくてはいけません。 全てのルールを把握している彼女ですが、彼女自身もゲームに参加している以上ルールを破れません。ですから貴方の活躍次第によっては琥珀さんだって負けてしまうのです。 負ける=好きになっちゃった、という事になるのですが、琥珀さんは単に強い人に負けるワケではありません。言うなれば彼女はジョーカーです。ジョーカーに勝てるのはハートの3だけであり、ハートの3はそれ単体では弱いもの。……なんというか、力ではない強さに彼女は滅法弱いのではないでしょーか。 と、回りくどい比喩は置いておいて! 基本的に、琥珀さんはいたずらっ子です。分別があり、大人な対応ができる人ではありますが、根本がいたずらっ子なので時折お茶目な事をしでかします。 独占欲というものはあまりなく、その人が幸せであるのならそちらを優先するようです。意中の相手とその環境を愛しく思うタイプ。楚々とした日本美人を地で行っちゃってる可愛い人です。 相手を喜ばす事は達人なのに、人に尽くされる事にはまったく慣れていないのは翡翠と同じ。彼女が本当に照れた顔を見れるのは、彼女の意中の人だけってワケですねー。 ■経済観念&生活安定力■ 経済観念は完璧! 貴方がどんなに低収入だとしても、うまくやりくりして慎ましくも満ち足りた日々を約束してくれるでしょう。 生活安定力も侮れません。貴方がぐーたらしているのなら、いつのまにかお金を持っているのが琥珀さん。……まあ、そのかわりに知らずおかしな薬を飲まされているかもしれませんが。 ■こんな人にお勧め■ ・和服好きな人。 ・人里離れた山奥でのんびり暮らしたい人。 ・幸せ下手な彼女を幸せにしてあげたい人。 ・手のひらの上で踊らされたい人。 周囲の流れを把握して、知らず操作しちゃったりする琥珀さん。そんな彼女を優しく叱ってあげられる人じゃないと手綱を握るのは難しいです。情報戦では勝ち目はないし、勝ってしまっても関係が終わってしまうからでしょうか。 操られながらも要所要所でビシッと彼女を止めてあげられるバランス感は必須。力で押さえつけても、いつのまにか飼っているつもりで飼われていたり。まききゅーの二の足を踏む事になりかねません。 それらを全て受け入れられて、かつそんな琥珀さんが可愛いと思えるのなら貴方は本物です。操られながらも時には糸を引っ張って、危なげな彼女の気を引いてあげてください。 彼女に惚れちゃった場合は、ともかく自己をアピール。演技馴れした彼女にとって、めげずに何度も心根を打ち明けてくる相手は苦手な部類に入るからです。 彼女に惚れられちゃった場合は……って、そんなコトあるんだろーか。某白いリボンの約束みたいなエピソードがないかぎり、琥珀さんから関心を持つ事は難しいのではなかろーか。
一番や!
二番かな?
イン・ビューテフルドリーム/レン
アルクェイドの使い魔。夢に介入できる夢魔。普段は黒猫の姿をしているが、主の命令次第では人の姿になる事も。今は新しい主からエネルギーの供給があるので頻繁に人型になれるらしい。
ラフ画、用語辞典等から登場が期待されていたレンもついに登場。一部から強力な応援が期待できるだけあって、五大ヒロインの壁を破る最初の一人では、と噂されている。
さて、その真偽のほどはどうなのよぅ。
■恋愛■ あんまり難しい事は分からない(考えない?)、ただ好きだから好き、というアルクェイドの上を行く本能求愛型のレンちゃんです。興味のない相手には目線さえ合わせませんが、好きな相手には足元についてトコトコと着いていく、という控えめながらもハッキリとした態度を示します。 大人しい子なので、明るく激しく愛してくれる人より、深く静かに愛してくれる人に弱いみたいですにゃー。 動物的な彼女ですが、元が人間の少女の魂なのでちゃーんと物事考えています。元々クールで穿った所のある女の子だったのでしょうが、好きな相手には弱いのか、照れたり慌てたりと年相応の反応を見せてくれるでしょう。 が、それも彼女の一面にすぎません。少女らしい可愛らしさの一部に子悪魔的なクールさを持っちゃっているのがレンちゃんです。クールな愛情は時として主従関係を逆転させちゃうかもしれません。 ■経済観念&生活安定力■ てんでダメ。貴方がしっかりしていないとすぐに死んでしまうぐらいです。花には水を、猫には缶を。 ■こんな人にお勧め■ ・猫大好き、なるほど味の差な人。 ・年下の子とラブラブになりたい人。 ・年下の子にラブラブにされたい人。
一番や!
二番かな?
がんばれさっちん/弓塚さつき
志貴のクラスメイト。クラスのアイドル的存在なのだが、本人はそんな扱いに困っている。引っ込み思案の、ごく普通の女生徒。志貴とは中学時代も同じ学校だったとか。
ヒロインになりそうでなれない、月姫第六のヒロイン。……と、その座も今回レンに奪われた薄幸の少女。歌月十夜では一切出番がないが、次こそはリベンジなるか?
■恋愛■ 内気で熱心なナイトストーカーこと弓塚さっちん。 情が深く思い込んだらとことんまで突っ走ってしまうのですが、持ち前の内気さが幸いしていつも遠くから見つめているだけに留まっているようです。 が。さっちんだって見つめているだけの自分に満足している筈なんてなく、今日こそは今日こそはと告白しようとして出来ない、というヤキモキした毎日を送るのが運命みたい。内気な彼女の為、視線に気がついたら貴方の方から話しかけてあげてください。 好きになったらその相手の事しか考えられなくなるぐらい情の深い彼女。そんなさっちんと恋人関係になった日には、それこそ献身的一歩手前の、熱烈ながら照れくさい、なんていう可愛らしい愛情表現を楽しめる事でしょう。 実は甘え上手なさっちん。彼女の我が侭は、貴方を心地良く西へ東へと走らせてくれますよー。 ■経済観念&生活安定力■ ともにフツー。生活力はないに等しいが、なぜか周りから色々と貰える。これも生活力なんだろーか? ■こんな人にお勧め■ ・一の愛情に十の愛情で応えてほしい人。 ・泣き虫な子を放って置けない人。 ・遠くからの視線が気にならない人。 ・ツインテール大好きっ子。
一番や!
二番かな?
夏と冬のコミケ/瀬尾晶
秋葉の通っている全寮制の女子高・浅上女学院の生徒。中等部の生徒で、秋葉の後輩にあたる。
ある事件がきっかけで志貴と知り合う事となった。人の未来を計算・予測する未来視の眼を持つ。
プラスディスクから登場の瀬尾晶。シナリオ担当の愛情を一身に背負い、歌月十夜でもちょこちょこと出番があったりなかったり。 余談ですが、『夏子の酒』とはまったく関係ありません。尾瀬あきら先生とは偶然の一致ですー。
■恋愛■ 愛も恋もまだまだ早いアキラちゃん。人を好きになるってどんなコトなんだろ?と首をかしげるお年頃。 そんな彼女にとって、意中の相手というのは憧れの相手に他ならりません。例えば憧れの先輩のお兄さんだったり、声に反応してしまうアキラちゃん好みの声をしていたり、一緒にいて安心できてあったかいなあ、とか思わせてくれる人だったり、色々。……ありゃ、なんか妙に全部当てはまるヤローがいるのはどうかと思いマス。 どことなく弓塚さつき嬢とタイプが似ているアキラちゃんですが、彼女はさっちんほど奥手ではありません。憧れの人と話すためなら校則だってなんのその、怖い先輩の目をかいくぐって目的達成のために(恐る恐る)邁進します! ……また、一見普通に見えて全然普通じゃない眼を持っていたり、ちょっと特殊な趣味をしているあたりもポイント高し。 恋人同士になってしまえば、甘えたいけど恥ずかしいから、と遠慮がちになる初々しい反応を楽しめるコトでしょう。 ■経済観念&生活安定力■ 経済観念は諦めましょう。その代わり生活力は凄まじいです。婿養子になれば一生は約束されますが、同時に厳しい厳しいお酒作りの毎日が待っています。ああ、凄まじい。 ■こんな人にお勧め■ ・あわてん坊な年下の世話を焼きたい人。 ・ドタバタしつつも楽しい日常を送りたい人。 ・彼女と趣味が一緒のひと。
一番や!
二番かな?
恋愛ホログラムローズ/蒼崎青子
幼い頃の志貴に多大な影響を与えた“先生”。
現存する五人の魔法使いの一人。人間ミサイルランチャーの異名を持つ、フリーランスの魔術師。
月姫本編では始まりと終わりを司る。歌月十夜での出番の無さがどう票に影響するか不安なところ。
恋愛観は実にクール。所詮他人と自分は別物とわりきっているので、愛し愛される関係なんてもっての他らしい。自分の感情が確かなら相手の感情なんて知る必要がない、という極端まで悟りきっているようです。……それでも根はロマンチストなので、ちょっとだけ愛し愛される関係というものに憧れていたりいなかったり。 家庭には振り返らない人間と思われがちですが、これで案外子煩悩とかなんとか……。
一番や!
二番かな?
恋愛四方八方肘鉄砲/遠野志貴
主人公。ちょっとした事で貧血に襲われるも、瞬間的な運動なら文句なしというビミョーな位置付け。死の線を視る眼を持つ。ナイフの扱いは病的なまでに巧い。
プラスディスクから立ち絵が公開され、そのファニーフェイスにコロリとした人も多いでしょう!かくいう私もその一人です。顔アイコンも作り直してもらったし、もしかしたらもしかするかもしれませんよ?
■恋愛■ 下手。恋愛という感情に鈍感で、そのくせ誰も彼も大事などという困ったちゃん。彼にとっては知りえる人の大部分は全て均等なのですが、見ようによってはあの娘も欲しいこの娘も欲しいという態度に他なりません が、そんな混戦状態から頭一つ抜きん出る人が出れば、わき目も振らずにその人を一番にするようです。基本的に器用な男ではないので、二番や三番といった相手を作れないのでしょう。 彼は鏡のような性格なので、無意識に惚れた相手の理想を体現してしまうスタ○ド能力を有しています。このあたりも一度捕まえた女性を離さない魅力と言えるのではないでしょうか。 なんだかみょーに人に好かれていますが、それはこの男に(パッと見で)毒がないから。その正体は正常と異常の境界に立っているような存在なので、正体を知ってしまえばその毒にやられてしまいます。……むう、もっとも性質の悪い女ったらしというのは一見冴えない無害な男なのですね。みんな、騙されちゃいけないぞっ。 ■経済観念&生活安定力■ 経済観念は合格。貴方がズボラな人でも、ほっとくけば勝手にヤリクリしているのが志貴くんです。 反面、生活力は不安が残ります。どんな職についてもトラブルを引き寄せるのは明白で、唯一安心なのは殺し屋家業という物騒さ。……うーん、コイツほんとに主人公なんでしょうか……? ■こんな人にお勧め■ ・メガネっ子&和服大好きな人。 ・捨てられている子犬がほっとけない人。 ・ホントの自分を解ってほしい人。 ……などと色々書いていますが、志貴くんの本性は本人にも解らない妖怪変化です。いつ殺人貴に変貌するか解らないというスリルも含めて好き、という方以外は手に余る相手かも。
一番や!
二番かな?
CRASH IN THE DAYS/乾有彦
志貴の友人。派手な外見とは裏腹にシニカルな性格。
よく笑い、よく怒り、よくボケる。志貴とは小学生時代からの友人で、中学生まではよく悪さをしていたようだ。
隠れて人望のある乾有彦。歌月十夜では志貴とのエピソードが明かされ、少しだけ地位を上げた感あり。本編の準レギュラーとして歌月からぽっと出のキャラには負けられないが……?
■恋愛■ 刹那的な恋愛観を持つ有彦くん。気に入ったのなら即口説きにかかるようで、女友達は沢山いる模様です。 好感と愛情をきっかり区別している彼は、快楽としてのセックスと愛情としてのセックスを実践しているとか。もっとも、愛情としての行為はいまだ数回しかないようですが。 そういった所から女にだらしない男と思われがちですが、彼は遊び相手にも真面目かつ真摯に向き合う偉い人です。志貴が良きにしろ悪きにしろ相手を悩ませるドンファンなら、こっちは相手を一切悩ませないドンファンです。 どのようなカタチにせよ、発つ鳥後を濁さず。人間なんてあっさりと死んでしまう、と一応それなりに解っている有彦くん故の潔さと言いましょうか。 ■経済観念&生活安定力■ ともに安定。両親の代わりに家を維持してきたのでホームヘルパーとしてもやっていけます。本人は嫌がりますが。 ■こんな人にお勧め■ ・一つのモノに執着したくない人。 ・笑顔で“じゃあね”と別れが言い合えるような恋愛がしたい人。
一番や!
二番かな?
煙草はマルボロライト/乾一子
乾有彦の姉。年齢不詳。赤いシャツに赤毛、という赤尽くしな女性。つっけんどんな口調と態度で、眠りについたら二日は起きないというグータラな人らしい。
色々と噂されていましたが、実態はこれ。予想通りな方、予想が外れた方、気が向いたら一票いれてあげてください。
恋愛に関しては実にズボラな彼女。面倒くさい事はみんな相手まかせのくせに、いつも詰まらなそうにしているもんだから始末におけない。 この人も芸術家肌で、やりたい事以外の行動はすべて面倒と思っている。食事なんてもっと簡単にならないもんかねー、とよく志貴っちにぼやいているとか。そんな不精な性格をしていながら、決める時はビシッと決める。普段着はいつものワイシャツ姿とドレスしかもっていないという徹底ぶり。刹那的で退廃的な快楽主義者の相手は疲れるので、付き合うのなら覚悟を決めなくてはいけません。
一番や!
二番かな?
夢見るユニコーンドリル/ななこ
シエルが保有を許された概念武装、第七聖典に宿る守護精霊。
もともとは意思表示をあまりしない、いるんだかいないんだか分からない精霊だった。が、シエルの改造により言いたい事を言うようになったとか。
ルックスだけなら文句なしのななこだが、歪んだ性格がどこまで影響するかは微妙。有りえないとは思うのだが、票がシエルを上回ったらトテモ大変な運命が待っています、はい。
強力ないじめてオーラを放つものの、実はまったくいじめなんて堪えていない無敵少女。それがななこ(有彦名称)である。 ななこ本人は恋愛感情というものに薄い。それもそのはず、生前の彼女は恋愛を知る前に寄り代として捧げられてしまったから。 素直な彼女は優しくされれば嬉しいらしく、好きな相手にはえへへー、と笑顔で擦り寄っていく。その笑顔にほだされると有彦くんのようにいらぬ厄介を背負うことに。くわばらくわばら。
一番や!
二番かな?
恋愛ローリングストーン/月姫蒼香
秋葉の通う全寮制の女子高・浅上女学院の生徒。秋葉とはルームメイトで、数少ない本音で語り合える友人。とある山林王の娘で、実家は寺。なにやら複雑な家庭環境にあるらしい。 毒舌。ズバズバと物言う性格。その態度と口調から凛々しいイメージを与えるが、体は小柄。なぜか、蹴り技に精通している。
歌月十夜ではミニシナリオと本編に登場。今回のダークホースの一人と目されている。
恋愛なんて幻想の押し付け合いさ、とシニカルに語る彼女。どうも男にはあまり興味がないらしく、バイとの噂あり。 学園では髪を下げてお嬢様ぶっているが、いったん外に出れば髪を結わいてロッカーとなる。……普段から斜に構えているからか、ひとたび真剣になるとトコトンまで突っ走ってしまうよう。恋愛も友情も、たたき付け合うような鬩ぎあいが大好きなようです。まさに待ったなし!なジェットコースターが楽しみたい方にお勧めです。
一番や!
二番かな?
ヤツの名は羽ピン/三澤羽居
今回最大のダークホースと目される羽ピンです。
浅上女学院の生徒で秋葉のルームメイト。性格のきつい秋葉と蒼香をのんびりとさせる、おっとりとしたお嬢さん。
何事にも一癖ある月姫の登場人物たちの中において、数少ないフツーのお嬢さんです、はい。
恋愛……本人はしたいらしいが、前途は多難。ぼんやりしている為、周りからは夢見がちな子と思われているが羽ピンはしっかりとした恋愛観を持っている。 どんなにしっかりした恋愛観かというと、夢は幸せなお嫁さんだよー、というぐらいしっかりしているワケです。こーゆー子は不幸にならないように出来ているのが、世界の最後の良心なワケで。
一番や!
二番かな?
イカって言うな!/四条つかさ
秋葉の通う浅上女学院の生徒。秋葉とはクラスメイト。
歌月十夜における宵待閑話では散々な目にあったかわいそーな女の子。秋葉と一緒のクラスになるまではクラスで一番だった。芯が弱いさっちん、と思っていただければ目安になるでしょう。なにの。
……って、この子エントリーしていいの?
何事も人並み以上にこなせるけれど、実はそれしか取り柄のないガラスの天才。本当につき抜けちゃってる人には適わないワケで、いつ自分の立場が壊れるかと不安で不安でたまらない。こーゆー被害妄想の気がある人には、気配りのできるフォロー魔が理想的。隙あらばマイナス思考する彼女を先回りして、不安要素を消していってあげましょう。ああ、平安京にエイリアン襲来な感じ。
一番や!
二番かな?
チャイナちゃんの憂鬱/有間都古
主人公・志貴が引き取られていた有間家の実子。小学生。
無闇やたらに元気いっぱいで、有間の道場では一人で八極拳の鍛錬をつんでいる。無論、デタラメなんちゃって八極拳である。
月姫における隠しキャラ。本編のどこを探しても存在しないのがミソである。原画担当のお気に入りなので、なにかの弾みで登場したりするかもしれない。
怒っていたり笑っていたり、喜怒哀楽の激しい彼女。恋愛はまだまだ先のお話です。 実の兄ではなく、かといって義理の兄でもない、かなり微妙な立場な“お兄さん”という存在を(唐突に)持ってしまった都古ちゃん。その心情はかなり複雑のよう。志貴にどう接していいか分からず、結果としてタックルをかましてはにへらーと笑う、お茶目なロケットガールと化すのでしたー。 彼女の寸止めなしの外門張肘を受けても耐えられる人、長い目で見守ってあげてください。
一番や!
二番かな?
年下殺しのほんわかお姉さん/時南朱鷺恵
時南宗玄の一人娘。大学生。針師の資格を持っているらしく、時南医院での針治療は彼女の仕事であるらしい。
大方の予想を裏切り、ある役割をもって歌月十夜で顔見せをした。えっと、ようするに志貴は有間家にいた頃に朱鷺恵さんに憧れていたわけです。
大方の予想を裏切って登場の時南朱鷺恵。歌月十夜でも登場シーンはわずかなのですが、ツボな人にはツボらしい。
本人にその気はなくとも相手を誘ってしまう朱鷺恵さん。本人はしっかりしているのだが、何かの拍子でころころと転がってしまい、なんとなく自堕落な結果を生み出してしまうとか。本人は転がりだした頃から気が付いているのだが、止めないあたり確信犯なのかもしれない。 父親である宗玄が妾を平然と囲っているあたり、朱鷺恵さんも父親同様そのあたりの事に関しては思いっきりオープンなのだろう。 こーゆー天然系子悪魔に惚れちゃった人は、運が悪いと諦めてずっと追いかけ続けるしかないんでしょーなー。
一番や!
二番かな?
老兵、いまだ健在也/時南宗玄
遠野家の専属医。といっても遠野家寄りという訳でもなく、元は退魔組織の闇医だった。遠野槙久が退魔組織と協定を結んだ時点で、監視役もかねて遠野家の専属医になった。
月姫本編でも存在が話されていたが歌月十夜で初登場となる。その外見はなにやら格闘をやってそうな不敵なじいさんだった。
恋愛も何も、すでに結婚してますこの人。しかも妾さんもいるという幸せぶり。老いてなお若々しいあたり、男性としての魅力は有り余っていそうです。 元々は黄理と同じ職種の人間でしたが、命を削りあうのは性に合わんと医者に転属したとか。黄理と古い馴染みなのはそういった経歴故。黄理亡き後、息子である志貴の事はそれなりに気にかけていたよう。 あと、琥珀さんの薬剤の先生でもある。
一番や!
二番かな?
恋愛ご意見無用/ネロ・カオス
吸血鬼。死徒と区分される吸血種の中でも頂点に目される二十七祖の一人。体内に六百六十六の獣の因子を渦巻かせる生きた混沌。
プラスディスク、歌月十夜ともに本編のイメージを台無しにする登場をしているネロ博士。そのアンバランスさが相まって人気を博している。
……この人の恋愛観、ある意味知りたくはあります。が、人間としての感情はごっそり削げ落ちているので現状では解析不可能。 コート一枚で歩き回るあたり、以前は不精だったのでは。ただトコトン我道を行く人なので、どんなに変質的な求愛行為だとしても周りの目なんて気にせず、ひたすら貪り尽くすのでは。精神的にも肉体的にも限界までイキタイ方にお勧めです。 渋い人なのでマイホームパパというより厳格なおとっつあん。恋人というよりはお父さんになってほしい。
一番や!
二番かな?
千年前から好きだった/ミハイル・ロア・バルダムヨォン
吸血鬼。転生無限者。もとは吸血鬼の敵である教会の司祭だった人物。生まれた時から無感動で、人間というより一つのパーツじみていた。司祭の頃は人徳もあり、かなりの人気者だった様子。
第一回では散々な結果に終わり、ブービー賞として専用絵を描いてもらったのは有名。
恋愛なんて下らない事に関心は持ちえない、と思っていても恋は水のように浸食してくる。本人が気が付かないうちに相手の虜になってしまい、それに気がつかないまま“ヘン、アイツなんてただの道具さ”と、男の子は好きな女の子をいじめてしまうのでありました。 はい、ズバリこの人はそーゆータイプです。頭が良すぎるというのも困りものですネ。 この手のタイプは最後まで自身が恋をしている事を認めません。それを承知でつかず離れず、なんだかんだとちょっかい出してくる彼の行動を楽しんで、どんどんどんどん相手の心に侵入していければしめたもの。彼はやっぱり最後まで認めませんが、それでも貴方無しでは生きられない体になっています。 そうなったら攻守逆転です。頭が良くて人間嫌いな彼は、何かと理由をつけつつ貴方を放すまいとその優れた頭脳をフル回転させてくれるでしょう。……まあ、そうなったらなったで手に余る相手となってしまうでしょう。つまりは、絶対か無かです。この手の人とは刺し違える覚悟で付き合わなくてはいけません。
一番や!
二番かな?
お喋り好きな殺人鬼/遠野四季
遠野家の長男。秋葉の本当のニイヤであり、ロアの転生先に選ばれてしまった犠牲者。周りが見えていないタイプで、癇癪もちでもある。
ロアの影に隠れ、志貴の影に隠れ、毎回ぱっとしない順位に終わっている。きっと、今回もぱっとしないコトは想像に硬くない。
本編ではああいった性格になってしまいましたが、元々は天才肌の社会不適合者です。突飛な発想、歯に衣かけぬ言葉で敵を作るコトもしばしば。よっぽど優れた相手しか記憶しない彼は、自分から他者に恋愛感情を持つ事は稀です。持ったとしても長続きする事は難しく、彼からの求愛行動では破局しか待っていません。 こーゆー天才であるが故に世間からズレてしまった人を守ってあげられるのは、一重に忍耐と謙虚さをもった女性だけです。ホームズを助けるワトスンよろしく、身勝手で摩訶不思議な彼を影に日向に支えてやってください。
一番や!
二番かな?
七つ、徨夜に逍遥す/七夜志貴
月姫本編ではシエルルートの最後に出てきた少年。
歌月十夜では幾たび志貴と殺しあった殺人鬼。
学生服に邪悪な眼差し、とシナリオ担当的にはかなりツボなルックスをしているとか。殺人貴バージョンの志貴もこんな感じなのではないでしょーか。
今回、彼に票が集まると本家の志貴は窮地に立たされる。さて、二人の対決の結果やいかに。
基本的には志貴の下地な七夜くん。来る者拒まずという所は同じです。志貴が大人しすぎてイマイチ、という方はこっちの志貴をどーぞ。
一番や!
二番かな?
RED LION/軋間紅摩
赤い鬼神。圧壊の腕を持つ、文字通り先祖還りをした混血。限りなく純潔の鬼種に近い。
本編では紅赤朱として登場し、歌月十夜では死の具現として登場。本編でも匂わせていた通り、いずれ異なる話でも登場が予定されている。……って、そりゃあいつの話なのか。
恋愛って……まあ、昔話では鬼と恋した女性もいるんですから、可能性は否定しきれません。 余談ではあるが、『赤い鬼神』で七夜黄理と対決した時の紅摩は覚醒していなかった。黄理に初めて“自らも死ぬ生き物なのか”と教えられ、今まで入っていなかった最後のスウィッチが入った模様。つまり、軋間の能力である“灼熱”は、黄理を殺した後に発現したものである。
一番や!
二番かな?
ブリュンスタッドと呼ぶがよい!/朱い月
月姫本編の後に発刊された白本、および読本の用語辞典で存在だけ囁かれていた朱い月。とりあえず歌月十夜でご登場と相成りました。
正体はアルクェイドの中に用意された空席ともいえる部分で、空席である今はまだロアの血を吸う前のアルクェイドの“生まれたままの人格”が残っている。
失われて久しい美しい金の長髪、王族然としてその立ち振る舞いに人気急上昇中。
恋愛感情は皆無。ただ、自身と同じく無感情だった筈のアルクェイドを陥落できた相手には、少なからず興味があるようです。 ともあれ、彼女はアルクェイドの影。アルクェイドさんが好きな人なら、彼女も好きになってあげてください。
一番や!
二番かな?
あちしにゃんにゃのよー/猫アルク
ご存知猫アルク。歌月十夜では実に多彩なアクションを披露してくれた。最後のヘルプ、教えろアルク先生の猫ロケットアルクは秀逸だと思うのだがどうか。
知得留先生をライバル視している。虚言癖あり。他、詳細不明。ちなみに、ニャンプシーロールは原画担当がかってに描いてきたもの。シナリオ担当は爆笑したのちにオッケーを出したとか。
一番や!
二番かな?
遠隔操作型ティーチャー/知得留先生
もはや語るまでも、ある人のスタ○ドともいえる知得留先生。
最近とみに怒りっぽいような気がする。そもそもあの人が歌月十夜でああいった役回りになってしまった原因でもある。知得留先生がただのヘルパーさんに留まっていれば、あの人もギャグ担当になんかならなかったであろう。
さて、それでも一票いっときます?
どうにも美少年趣味らしいです。ナイーブで、いつも窓から校庭を眺めているような男の子に優しく色々教えてくれたりします。ショック件乱用だ。 また、同僚に自由奔放でいつも迷惑をかけてくるアルク先生がいたりして、おいしい所はすべてアルク先生へと流れていく力関係のようです。
一番や!
二番かな?
心の魔王/久我峰斗波
遠野家の分家、久我峰家の当主。いちおう、秋葉の許婚という事になっていた。見た目通りの年齢。ぱっと見は人のいいふとっちょですが、その内面はヒルのような陰湿さをいかんなく発揮しています。が、適度に小物なので憎めないという絶妙なバランスを持っています。
歌月十夜プロット段階では、翡翠の後日談に登場する予定だったとか。
お人形さん愛好家。相手の尊厳をとことん屈服させて従順な下僕にしなければ愛着を持てない。結果より過程を楽しむタイプなあたり、よけい始末に終えない気がする。 実は秋葉より翡翠がタイプ。遠野家に逗留していた大部分の理由は翡翠が目的だった。
一番や!
二番かな?
荒ぶるノジカ/喋る鹿エト
……なにが悲しくてコイツの解説をしなくてはならないのか。
が、一部でなんとなく需要があるようなので、ちょこっとだけ解説をしなくてはなるまいっ。
エトはきのこ実験劇場、および歌月十夜で出現する謎の鹿。 出身は鹿島神宮。ちなみに、名前の元ネタは某有名RPGVにおいて、辺境の村でのんびりと生きているお馬さんから。
一番や!
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解説/キャッチコピー
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きのこ