REED ME!
座談会内の意味不明の発言に対する注釈のコーナー。併せて読まれる事をオススメします。


【注1】プリーズクエストミー
どうやらきのこは「俺に質問をよこしやがれ」と言いたかったらしい。物書きのくせに直感で喋るため、こういった解不能の単語が多い。

【注2】氷の花
奈須きのこの本格ファンタジー小説。魔法とかは一切なしの地味な騎士もの。未発表。
「伝説の剣豪の息子」として育った主人公の苦悩と成長を描く。
チャイムはこの作品に登場する、数少ない女性キャラクターの一人。

【注3】区別がつかない
どうにもプロット段階からアルクェイドとシエルの対立は激しかったらしく、2人は何かとつけて比べられていたらしい。
つまり光と影、表と裏、アルクとアルト、といったふうに。ま、間違いやすいんでそんな名前はとうぜんボツです。


【注4】エンジェルノーツ
奈須きのこの小説。同人誌「エンジェルヴォイス」収録。ただし「ロア」は、この小説の原案となるストーリーに登場する。

【注5】空の境界

奈須きのこの小説。ホームページ「竹箒」にて連載。物の壊れやすい線を視る眼を持つ、もうひとりのシキの物語。
「なあ、奈須うちのホムペでなんか書かない?」
「ホムペ? よくわかんないけど三十枚ていどの短編でいいならやるよ」
……というのが全ての発端。
ちなみに超能力の概念はらっきょ三話の冒頭で語られている。なんちゃって教授が面白可笑しく説明しているのでヒマは人はぜひ。

【注6】一番初めの主役

月姫、空の境界に連なる世界設定が初めて構築されたのが、奈須きのこの小説「魔法使いの夜」。
「伝奇もの+学生もの+魔術もの+洋館同居もの+で、それをミステリーっぽく」というコンセプトのお話で、現在の奈須きのこの雛形と言える。
いまから八年ぐらい昔に作られたのだが、当時のきのこは「自分の話のなかで、むこう十年これを越えるものは書けない」と断言していた。
結果は、とりあえず自他ともにそれに納得してるとか。
主役はなんと人間ミサイルランチャーこと青崎青子(当時高校2年生)。主役の一人にして、可愛げのないヒロインの一人だとかなんとか。

【注7】ラルク・アン・シエル事件

ラルク・アン・シエル=空の弓=虹。
飛び道具を愛用する為に、シエルは「弓」の通り名を持つ…まあ、それはいいとして。
「弓=シエル」と思いこんでいたシナリオライターだったが、半月版発売後になって「シエル=空」、「ラルク=弓」の意である事が発覚。
今更変えるわけにもいかず、シエル先輩はシエル先輩のままなのである。
いっその事「空中戦が得意」とかいう設定を追加するのはどーだろう。スカイハイ!

【注8】シエル可愛いよ

ただの親ばかである。

【注9】一番初めのラフ
■(画像)
最も最初に描かれたシエル。この普通っぽさがたまらない。

【注10】2番目のシエル

■(画像)
最初期稿の次に描かれたバージョン。キャラクターデザインの段階で、シエルのデザインが最も難航したらしい。

【注11】車田正美

日本男子なら、誰もが一度は通り過ぎた青春の漫画家。現在「リングにかけろ2」連載中。
今でも作品のノリが全く変わらないのは嬉しいというかなんというか。

【注12】魔界転生

TYPE-MOONでは山田風太郎原作の石川賢漫画版を指す。
中学生の時の奈須と武内が多大な影響を受けた作品。今見直して、なお面白いこの作品のパワーは一体いかほどか。

【注13】メジャーデビュー、しかし5年でギターが抜ける

意味不明。
きのこのこの手の悪戯書きは非常に多い。最近ではお祭りディスクのイベント画像リストに端にかかれた「ちょびつ」の文字が印象的。

【注14】ストスリー

「ストリートファイターV」の略。
チャットの最中、きのこの背後では壮絶なバトルが繰り広げられていたようである。

【注15】BR3

「ブラッディロア3」の略。
ガクランを来たまま獣化するモグラ君が非常にラブリー。

【注16】クローベット

■(画像)
武内崇の漫画「ワルキューレ2」に登場する下位戦乙女。
「ワルキューレ」に登場するヒロインの中でも可愛さ爆発な娘。本気でウチにも一人来て欲しいものである。

【注17】果てなく青い

武内がマスターを勤めた、オリジナルルールのテーブルトークRPG。
当時、仲間内ではオリジナルルールのTRPGが流行していた。その最高傑作が奈須の「鉄の紋章」なのだが、語るには壮大過ぎるので割愛。
「果てなく青い」は色々アイデアを詰め込み過ぎて潰れてしまった作品だったが、その時のアイデアは今も奈須や武内の作品の中に読んで取れる。
武内の同人漫画ワルキューレの元ネタはここで生まれました。
「果てしなく青いこの空の下で…」とは似てますが全く関係ありません。タイトルの元ネタはソフトバレエ。
話題に出てきた秘書の本名はサイファ・ヌーヴェルヴァーグ。凄い名前である。

【注18】くろべえ

「ワルキューレ2」のヒロイン、クローベットの俗称。
当時、弁当箱に彼女のイラストを描き入れた「くろ弁」というグッズが考案されたが、残念ながら実現には至らなかった。

【注19】その虚言癖をなんとかして下さい。

近年最大の虚言は「リ○ァイアスのオープニングは小柳ゆき」という物。
被害者:武内崇。
なんでも十代の頃は「自分はウソツキ星人だから一日一回ウソをつかないと死ぬ」と公言してはばからなかった。
……いいかげん、ウソツキ星に帰ってほしい。

【注20】幻想種
作品内における、伝説・神話で登場する生物の総称。
外的要因により生態系が変貌したモノ、ヒトの想念より生み出されたモノ、長寿により上の段階にあがったモノとがいる。
ちなみに通常使い魔として扱えるのは魔獣までとされているとか。ランクとしては野獣→魔獣→幻獣→聖獣というもの。
千年クラスの幻獣・聖獣のたぐいには魔術程度の神秘では太刀打ちできず、その神秘性から魔法と同格とされている。


【注21】パイルバンカー
炸薬の爆発力を利用して槍を打ち出す、対AT用兵器。
本来はATの装備であるこれを一丁渡され、AT部隊の前に放り出された歩兵の皆さんが全滅したという、かくも非道い話がある。

【注22】妖殺行

バンパイアハンターシリーズ第3弾。祝劇場公開。待たせすぎ。
ちなみに武内がはじめて購入したDVDは85年作品の方のバンパイアハンターDでした。

【注23】一番よりナンバーツー
エンペラーな人の名台詞。あ、そういえばあっちも武器がおはじきですね。

【注24】さつきに負けるのを心配していた

メインヒロイン5人に迫る人気を誇る、さっちんこと弓塚さつき嬢。
人気投票において彼女は「シエルキラー弓塚」と呼ばれシエルファンに恐れられたとかなんとか。