2011/7/8 : 無題。(きのこ) |
いつもの事ながら『楽しみにしている事&楽しかった事を言わないと死んじゃう病』に罹ったので、簡潔に思いの丈をブチまけるテスト。 ◆ ジャンプコミックス「magico」一巻が出たよーー! 能力・性格ともにクール系、でも基本はひたすらヒロインの為に頑張る子狼系主人公と、 田舎育ち故に自分の魅力に気づいていない天然ヒロインとのボーイミーツガールものが好きな人は読んでみてほしい。 とにかくながーく続いてほしいので、そんな自分の欲望の為だけにこのような宣伝するのであった。 ◆ Wii「パンドラの塔」 密かに期待していたところ、プレイしてみたら期待通りのクオリティ、かつ、クリア時には期待以上のものを見せてくれた隠れた名作。 プレイ前まではICO+ワンダと巨像のようなイメージでしたが、 プレイしてからは沙耶の唄+ニーアレプリカント+ラブプラスというどんだけ俺得な箱庭世界なんだよと感動しきりでした。 (※作品の紹介に他の名作を持ち出すのは安易と承知していますが、より多くの人に知ってもらう為オモシロ可笑しくタイトルをあげさせていただきました。どうかご理解のほどを) ダークファンタジーが好きな人はまずHPに行ってみるべし。 ストーリーに少しでもビビッときたのなら、その期待は裏切られないと断言できる。 Wiiなので子供向けだろう? と侮るなかれ。実はクトゥルー系なのです。 ダークファンタジーにおける「宗教国家」が行き着くであろう結論。彼らの純粋な善意と祈りは、やがて最悪の事態を招いてしまう。世界はサイレントヒルもまっ青なカタチへ滑り落ちようとしている。 絡み合う陰と陽。男と女。 ストーリーだけでなく、システムすら綺麗に「混ざり合った」太極の具現。 一見オーソドックスなアクションRPG、だが薄皮一枚下には容赦のない悪意が舌なめずりをして待ちかまえ、その大挙するピラニアの群れの奥に、小さいが強く灯る、一握りの希望の星が見え隠れする。 希望を持つ事が絶望なのか、 絶望に耐える事が希望なのか。 最果ての境界、十三訃塔に今日も晩鐘が鳴り響く。 セカイの緒がねじれ切れるその日まで。 或いは、 主の夢が、悲劇の鎖を断つその日まで。 ……とまあ。 ネタバレになるのでストーリーは語れないのですが、自分が感じたテーマ的なものはこういったものでした。 そして、ここが一番大事なんだけど、セレスエロい。 セレスが肉を食べる時のムービーだけ制作コストが二倍のハズ。絶対。それぐらいエロい。“肉を食べる女の子の唇”をあそこまで官能的に表現してくれたスタッフさん本当にありがとう……! セレスさんはグラドリエルさん(&オーディンスフィアの面々)以来の、お肉食べるのが可愛いキャラ。 そんなヒロインがもっと可哀相な目にあうのが見たい。 この先どんな酷い展開になるのか、 どんなバッドエンドが待ち受けているのかゾクゾクすること必定。 同時に、なんとかその運命から助けてあげたい、とプレイ中は何度も奮い立つこと間違いなし。 人間の露悪趣味と使命感が「娯楽作品として」成り立っているRPGなんて、そう滅多に見られない。このコンセプトを立ち上げ、かつ成功させているだけで「パンドラの塔」はプレイに値する怪作だと思うのです。 唯一の欠点……というか、問題なのは難易度設定。 アクションRPGとして文句なしに面白いんだけど、いかんせん、基本難易度が高いのです。ゼルダ脳がないと厳しい。ゲームが苦手な人にはお勧めできない。 でもゼルダも沙耶の唄もニーアも好きな人は是非。 ◆ そして。そしてついに今夜から解禁ですぜ、「輪るピングドラム」がな! 十一年ぶりにまっさらな幾原作品を楽しめるなんざ、2011年はホント、オリジナルアニメがかつての輝きを取り戻す年なんじゃないでしょうか。 え? おまえんところはどうなのか、ですか? zeroは原作ものだけど、なんかもうそういう枠組みで作ってない。もっとおぞましい何か。ufoさんマジ恐い。 CPも原作付きだけど、あれもなんか微笑ましい何か。「一見さんお断り」の空気匂い立つ事ドリアンの如しですが、その、なんだ。コレはコレで、きっとすごく美味しい、よ? |
2011/7/9 : 無題。(きのこ) |
まあね、とにかく観てから寝て、起きたワケですよ。ピングドラム。 まだなんとも言えない。 むしろスロースタートではないか。後半のテンポのため丁寧にやったとしても前半が退屈だったのは純然たる事実だろう。 そりゃあラストの変身シーンは度肝を抜くものだったけど、やはり想定の範囲内と強がりたい。 なにしろ 「ここぞというタイミングで絶対運命黙示録が流れ、ついにヒロインがドレスアップだ!」 → 「テーマソングと共にヒロインがピンク色のスーパーカーにチューンナップされた。ドレスアップとかそんなちゃちゃな次元の話じゃない。何を言っているか(以下略」 を味わってきた僕らなのです。あの衝撃に比べたらダメージはまだ少ない。たぶん。 いや、ほんとだって。マジでマジで。 もう十回以上変身シーンを見てるけど全然ハマってないし。 OPで次々とあらわれる淑女系ライバルの面々には仕事が手につかなくなるぐらいしかトキメいてないし。 ラスボスと思わしきイケメンの髪がピンク色であるコトに目眩を覚えた程度にしか動じてないし。 こんな日記書いているのも、単に期待で心がぐるぐる輪ってるだけだし。 いや、ホント。 いま自分にできる事は、四の五の言わず次の金曜日を待つコトだけだっつーの。 |