2016/3/3 : 夜明け。(きのこ) |
こんにちは、きのこです。 空の境界コラボ、これにて折り返し。 メインシナリオが終わったプレイヤーも多いと思われますが、終わった方はのんびりとお楽しみください。 自分はやっと七階が埋まったよ! では舞台裏の話を。 今回はせっかくのコラボというコトで二部構成と相成りました。 FGOの内容にそったシリアスな内容である1〜五階までと、 それはそれとしてみんな大好きふわふわ空間の6〜8階です。 今回スポットをあてたメフィスト(あとジキル)の出来事は、空の境界という話の合わせ鏡のようなもの。 らっきょ未読の方にはFGOの話として、 らっきょ既読の方にはある人物の語りとして映ることでしょう。 「今回のテキスト、ちょっと好きだな」 と感じたら空の境界もいけるかもなので、なんか暇になったら読んでみてくだされ。 なんてコンセプトを作っておきながら、 七階からの暴挙はもうタイプムーンの宿痾としか言えぬ。許せ。 ここでしか両儀式で日常ものをやるチャンスがなかったというのも本音じゃ。 言ってしまえばホロウです。 自業自得とばかりにシナリオ量はいつもの1.5倍になっております。 804号室の彼女のスキルが増えているのは明確な理由があって、 レッドが作るチャーハンを食べて無敵になり、 尊敬するバベジンがいるので見栄を張って死ぬ気のガッツを見せているのです。よし忍法関係ない。 このように、彼女はパーティーによって忍法が変化するので今後の活躍も期待されます。 また、801のアレは完全に出オチというか、去年の本能寺からずっとあのタイトルインをネタにしたくてな…… 「EXPさん。ここ、ぐだぐだタイトルインからショートコントが始まるから、後はテキストお願い」 「? 意味が分かりませんけど、テキストよろしくって、つまり?」 「ああん? わからねえのかこのダボ僧がぁ? ノッブと沖田に最後の花道をくれてやる。そう言っているンだよ……!」 「げぇーー!? せっかく真面目な話なのになんでコメディとかいれるんですかぁーー!?」 「安心しな坊んず。オレゃあ愛しのフランちゃんの出番も欲しいからよぉ、そこは東出のヤロウに放り投げてやったぜヒャッハー! 良かったねEXPさん! (ゲストは)ひとりじゃない! 仲間がいる!」 「ひどい、非道すぎる! せめてライダーさんの出番をくださいよぉー!」 「そこは諦めて。ライダーさんは今回出番ないから」 以上が801号室、および601号室の真相である。 ■■■ それはそれとして。 式(セイバー)、式(アサシン)、(式セイバー)のパーティーで落下霊を淡々と狩っていたんですけどね。 ―――マンション前、無人の四辻。 暗雲うずまく深夜零時。 燐光を放つ少女たちの残滓。 伝奇小説の面目躍如たるこの光景を前にして、 着物の美人(ヤッパ装備)×2 和洋折衷少女(ナイフ装備)がザキザキザラキ、ザラキザキ。 まさに極妻即死剣。 個人的に、この絵面が一番ホラーだな、と思いました。 |
2016/3/14 : フハハハハハハハ!(きのこ) |
ただの巌窟王かと思った? 残念、超高校級の英霊でしたー! よし、誰かかが言う前に俺が言ってやったぞー! そんなワケで一足お先に情報公開されたようなのでご報告。 小松崎サーヴァントがついに参戦ですが、巌窟王の真価は第三段階にあるのです…… なんというかもう中二エッセンスの凝縮なのです…… ところで今年のエイプリルフールですが、タイプムーンとして馬鹿騒ぎはしますが、 公式はお休みですよ。 去年派手にやったので今年は自粛……というか無理……ほんともう無理……一年中ゲームを回すってこんなにタイヘンだったんだね…… |
2016/3/15 : 新作だよ。(きのこ) |
日記ネタ アクションゲームがやりたいか? サーヴァントの一騎当千な躍動を楽しみたいか? オーケー、ならば新しいステージを用意しよう! お待たせしました。 Fate/EXTRAシリーズ最新作、Fate/EXTELLA、ついに発表だよー!だよー!だよー! 詳しい内容に関してはこれから段階を踏んでオープンにしていきますので、 今はこれ以上は明かせません。 ただ一言。今回は今まで以上に好き放題やらしていただきました。 タイトルがEXTRA3ではないのはそういうこと。 新しい挑戦を始めるのに、かつてのタイトルを使うのは良くないと決断したのです。 『人と人とが織りなす思想の物語は終わった。 ここからは世界と人の話をしよう―――』 ―――物語はまだ終わらない。 新たに拓かれた、煌めく月の海で君を待つ。 ◆◆◆ などと格好をつけておいてなんですが、昨日の日記について補足をば。 今年エイプリルフールですが、今年のTYPE-MOONは超省エネ運行ってだけです。困惑させる言い回しをしてしまってスマヌ。 今までやりすぎたんで、「わたしたち普通のエイプリルに戻ります!」ぐらいの感覚なのじゃ。 そして巌窟王に関して。 すまない、ジョージ! そしてオガタ兄貴……! でも今回は「エドモン・ダンテスの王道」からの脱却を目指したというか、ぶっちゃけダンディ系の巌窟王はゴンゾの巌窟王が最高峰すぎるので、こちらは変化球として「青年としての巌窟王」を目指してみたんだ。 要は“ただひたすらに格好いいダークヒーロー系”ってコトさ! あとは俺が小松崎サーヴァントが見たかっただけというのもある。 続いてちょっと宣伝。 ドラマCD『Fate/stay night Garden of Avalon』が発表されました。 アニメUBW BOX1に付属した小説のドラマCD版です。 音声劇にコンバートする際、色々と追加を加えた本作。 豪華キャストの皆さんの名演はもちろんですが、その中でも最大の聴き所は川澄綾子による少女アルトリアの慟哭です。 収録時。原作者であるという親心を考慮に入れても、あの台詞は胸に迫るものがありました。 ドラマCD用に深澤さんが曲を大量に書き下ろすとか、その点においても破格の逸品なのでよろしくお願いします。 ◆◆◆ んで。ここからは漫画の話。 「サイケまたしても」 著者 福地翼 少年サンデーコミックスで4巻まで発売中です。 なんていうか、オトナ買いして一気に四巻まで読んでほしい。 どんなジャンルなのかさえネタバレになるので話せないのですが、 Fate/stay nightの戦闘以外のところも面白いと思ってくれた人ならきっと波長は合うはず。 一巻の満足度がすごくて、「これ一巻で終わる話でいいんじゃないか?」と思ったところへラスト一頁の次巻への引き。 正直、一巻のテーマがメチャクチャ好み&完成度高くて 「え……続くのは嬉しいけどそういう話になるの?」と戸惑ったのですが、 二巻を読み続けていくうちに「なるほど!」と膝を叩きました。 二巻以降の展開(ノリ)は一巻のものとは違いますが、 根底にあるものは何も変わっていません。 葛代斎下。この主人公がどんな人間で、何を見つけて、何を目指したのか。 ジュヴナイルになろうとバトルになろうとサスペンスになろうと、この一点を語ろうとする著者の信念は不動のものと感じました。 漫画として面白く、熱く、そっと心の琴線に触れる、そんな欲張りな総合エンタメです。 また『能力もの』として細やかな気遣いがなされていて、読者が思う「でもそれっておかしくない?」という疑問をきちんと踏まえた上で、その「問題点」をメインプロットのコアに差し込んでいます。都合のいい能力ものではないのです。 去年からの少年サンデーは本当に面白い漫画が増えていますが、 「サイケまたしても」は週刊サンデーの正当な系譜かつ最新の空気感と重力を持っているように感じます。 興味を持ったら是非手にとってほしい。超お勧め。 ん? なんでそこまでプッシュするのかって? そんなの決まってるじゃん! もっとこの人の漫画を読みたいからさ! ◆◆◆ 五章についてはまた来週 |
2016/3/29 : お待たせしました。(きのこ) |
かつて「これ一本でいいんじゃない?」と言わしめた汎用最強鈍器・手羽先も過去の話。 やはりロンソこそ至高。あらゆる戦局に対応する万能兵器。面白みがないのが玉に瑕。 何の話か分からない人はスルーしてください。 ◆◆◆ さて。FGO、五章ついに開始直前となりました。 1〜4章までは開発時に制作したものをそのままお出ししたものですが、 5章はサービス開始七月の評判を受けて、さらに手を入れたシナリオになっています。 ライターさんからあがったものをきのこが足し、 ユーザーさんの反応を知ってさらにスパイスをかけたものが五章です。 蓋を開けてみれば容量は元の二倍、ほとんど合作みたいなものになりましたが、そこはそれ。 二人がかりの力技、これまでの章の中でも最大ボリュームの冒険活劇をお楽しみください。 んで、ついに明らかになった白衣の天使。天使……まあ天使か……なナイチンゲールについて。 ナイチンゲールといえば白衣の天使、メンソレータムのシンボルであるリトルナースみたいな女性を想像するじゃろ? ワシもそうじゃった。―――女史の半生を調べるまではな! 今だから言える話、ナイチンゲール女史はFate/EXTRA CCCを開発する際、敵の新サーヴァント候補に最後まで残った英雄だったりします。CCCはテーマ上、登場人物はほぼ女性にしたかったのです。フェティッシュな匂いのする。 結局エリザベートが唯一の追加予算枠をゲットしたのですが、いつかナイチンゲールの『鋼の信念』を知らしめたい、という欲求がありました。 そしてFGOの第五章がアメリカに決まった時、これはもう運命だときのこに幸福走る。 即・ナビゲーターヒロインに決定した次第です。 白衣じゃないじゃん!などというツッコミは五章が始まればみんな特に考えなくなるよ、きっと。 「巫女が着るから巫女服。巫女が着ればなんであれ巫女服なのです」 と怪しい狐巫女がのたまっていたように、これは精神論的な話なのです。 天使が着ればそれはなんでも白衣なんだ! ただしすっげえ物騒な天使だけどネ! とにかく新キャラ目白押しの第五章、北米神話大戦。いよいよ明日、開幕です。 エレナ、ナイチン、そして○○○○のよく分からない関係にもご注目ください。 ◆◆◆ それはそれとして、アニメジャパンコラボイベントで不適切な発言をしてしまったのでここでフォローを。 『FGOも後半戦』とありましたが、それはもちろん第一部のストーリーの話。だって全七章なんだから折り返しじゃろ? その後の事はなんだ、ぶっちゃけ続けられるうちは続けるので何とかならぁ! Fateの後にhollowがあったように、 EXTRAの後にCCCがあったように、 第一部の後もきっと何かが待っているのです。 「今のラスボスを倒したらどうなるの?」 「知らんのか」 「次のラスボスが出てくる」 ◆◆◆ それはそれとして、個人的一押しキャラは今回だーれ?と問われたら、私はあのピンク髪の女性を選ぶね。 天真爛漫な微笑み(隠しきれない性悪さのにじんだ口元) 純真さを体現するかのような白毛皮のコート(いいですよね、ネロ・カオス) もちろん武器は剣なんて野暮なものではなくコンパクトな杖のようなもの(む……ち?) これぞ○ル○が生んだスーパービッチ。スーパー○○トビッチ・○○○ちゃん爆誕である。 こんな素敵な変態キャラ、高山箕犀さん以外に任せられるとでも思ったかい? |