竹箒日記 : 2019/01


2019/1/30 : その年、運命に巡会う。(きのこ)
『Fate/stay night』15周年
これほど長く一つのタイトルが生き続けるとは、作った当人たちですら思っていませんでした。
まずはこの幸福と、開発と成長に携わってくれた全てのスタッフと、これまで絶えず剣戟を散らしていた『Fate/stay night』に感謝を。

そして15thプロジェクトにコメントを送っていだだいたクリエイターの皆様、
Twitterで応援コメントしてくれた皆様。
今までの、そしてこれからの縁に感謝をこめて、お礼を言わせていただきます。
お祝いいただき、誠にありがとうございました。

15周年の節目に相応しいお祭りができるよう、尽力できればと思います。


  ◆

謹賀新年! 慌てるな、致命傷だ。まだ一月だし、ぜんぜん恥ずかしい挨拶じゃない。

で、冬休みは何をしていたって?
うん、ドラクエビルダーズ2がめっちゃ面白かった……!
ビルダーズ1はドラクエ1へのカウンターパンチ……『勇者が背負った責任、勇者に背負わせる責任、選択の責任』でしたが、
ビルダーズ2はドラクエ2の『ゲーム内に一時だけあった、あるギミック』を拾い上げ、一つの世界にしたスピンアウトでした。
ですが、そのスピンアウトの中にドラクエ2本編では語られなかった、謎多き『ある人物』の思想、内面、そして結末に触れる事でビルダーズ2のテーマである『破壊と再生』を濃厚なものにしつつ、相対的に『ドラクエ2』の価値をあげる、という凄い離れ技をこなしている傑作です。
ビルドゲームとしても面白いのですが、ストーリーを楽しむRPGとしても文句なしの傑作。
最終章に矢継ぎ早に繰り出される良エピソード軍団の破壊力もご馳走だったのですが、
最後の最後、物語を締める時に『主人公ではない、世界の一員にすぎない住人たち』が語るテキストが、とてもとても丁寧で、真摯で、その住人の人生を顕しながらもビルダーズ2のテーマに寄り添う、というめっちゃカロリーの高いものだった事に胸を打たれました。目立つ場所だけでなく、そういった端役のキャラクターにまで力を注いでくれるRPGはとてもいいものです。

『ビルドものはやった事ないし……』と二の足踏んでいるゲーム好きのあなた。
初心者への導線も丁寧な作品なので、騙されたと思って手にとってみてくださーい!





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