竹箒日記 : 2011/10


2011/10/3 : 無題。(きのこ)
部下にかなり無理矢理な仕事を押しつけたかったら、彼のまわりをぐるぐるまわるといいでしょう。相手はこんらんします。
   ―――『三十歳からの組織運営術』より

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気が付いたらFate/zero祭りに乗り遅れちまったぜ。ダークソウルやってたワケじゃないよ。仕事で忙しかったんだよ。まだ目覚ましの鐘が一つしか鳴ってないよ。もう心がぼっきんぼっきんに折れてるよ。カエルほんとやめてカエル。でも風の噂にきいた、後半のおっぱい祭りを希望に頑張りたいと思います。

いや、zeroの話をしよう。
二回目になると改めて映画的手法を意識しているんだな、と分かります。
キャラアップに寄せず、ロング多めにしているんで世界が広く見えるんだろうなー。
ゲームでもそうなんですが、「美しい」背景は多用すればするほどお金と手間がかかるものなのです。実写は自然一発どりだけど、アニメはそうはいかぬ。背景美術と真摯に向き合うなら、木々の一つ、細かな葉まで描く必要にせまられるのです。
そのあたり、花咲くいろはの背景は神がかっていた。背景美術に狂気を感じたほど。
(一方で『いかに背景を描き込まずに高級感をだすか』というセンスあふれる手法も向上していますが、それはまた別の話)
空気感を出すための撮影(光源とか、そういうの)も納得のufoクオリティ。
そんなご馳走なので、できれば35インチ以上の画面で見てほしい。

二話からは待望のあのコンビがでると思われ。現場では石田無双と人の言う。

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んで、そんなzero効果にまぎれて自作の宣伝をば。

10月13日に星海社さんから「月の珊瑚」が発売されます。

去年のクススマスイヴにやった、坂本真綾さんの満月朗読館のパッケージ版です。
短編小説と音読CDのセットでござる。坂本さんの朗読、映画館では40分にするためのショート版でしたが、今回はロング版をきっちりCD二枚分収録しなおしていただきました。
これでもかというぐらいのカラー挿し絵を見て、これ絵本?と首をかしげていただければ幸い。

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でも今回、槍便利じゃない? ウイングドスピア無双。隙がねえ、スタミス消費少ねぇ、リーチ長ぇ、軽ぇ、外見だせぇ。でもそろそろ高火力ほしいです。呪術に手を出してみっか……
でも「呪い」を食らった時、本気で我が目を疑った。
かかったらHPが永遠に半分になるバットステータスとかなにそれふざけてるの。
呪いの煙をふりまくデメキンカエルの徘徊音がするたびにイヤな汗が出る。ボスより緊張するザコ戦とか勘弁してほしい。でも、呪いってそういうものだよね、みたいな。簡単に解呪できるならリングもジュオンも恐くねぇっつーの。

そして何が一番恐いかというと、「この仕様にしてもうちのユーザーならついてきてくるだろう」と信じて疑わない、フロムスタッフの揺るがない心がこわい。




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